ネムリネズミは夢を見る

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我が名誉にかけて!

我が名誉にかけて! 1






 「はぁ・・・」

 あと15m

 「はぁ・・・」

 あと10m

 逃げても逃げても逃げ切れない。

初めはただ、闇があった。何となく恐ろしい気がしたが特に気にも留めなかった。

次にあかあかと光るものが見えた。

しばらくしてそれが炎である事に気が付いた。



金属のぶつかる音



悲鳴



肉の焼ける匂い・・・



そして鮮やかな赤



まるで戦場だと思った。



兵士にまぎれて異形の姿が見える。

やっとの思いで兵士から逃れられたと思えば今度は異形が追って来る・・・







「――――― !!」



巳緒は声にはならない悲鳴を上げて目覚めた。

何かは良く解らないが、酷く恐ろしい気がして傍にあるつぎはぎだらけの猫のぬいぐるみ『ミロス』を抱きしめる。

「な、なにあれ・・・・・・」

ドラゴンとかペガサスとかそんなファンタジックな生き物ではない。なんというか・・・

「キマイラ・・・?」

夢の中に出てきた生物。それの名を知るはずもなかったが、何となく、キマイラという単語が出てきた。

「ミロス・・・ただの夢だよね?」

返ってくるはずもないのに問いかける、こんな所をおじいちゃんに見られたらまた弱虫だと言われる。

そう思ってなんとか自分を保つ事に成功した。
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