ネムリネズミは夢を見る

スポンサー広告

スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



*Edit TB(-) | CO(-) 

一人芝居

愛しすぎて


朔夜:嫉妬深い


ねぇ、雛。僕だけを見てよ。

僕以外誰も君の目に映さないで。

僕以外誰の声も聞かないで。

ねぇ、雛。愛してるよ。




僕の愛しい雛。

もう、ずっと眠っていて目を覚まさない。

だけど、雛の天使のような可愛い寝顔を見られるだけで満足だ。

このまま、ずっと。永遠に僕の傍に居てよ。

ただ、君だけを愛しているから…



『朔夜さん』
目を閉じればすぐに雛の笑顔と、僕を呼ぶ雛の声が聞こえる。

『どうしたの?』
眠る前の雛は、不思議そうな表情で僕を見ていた。



「雛、どんな夢を見ているのかな?勿論、僕の夢だよね?」

そう、囁いても返事は無い。



なんだよ…

うるさいなぁ!雛が起きちゃうじゃないか!

うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい

戸を叩くのを止めろ!


謙哉?何を言っているんだい?

おいおい、冗談はやめてよね。

雛が死んでる?馬鹿な。

ほら、見てよ。雛は眠っているんだ。いつもの可愛い寝顔だろう?

本当は君にだって見せたくないけど、僕の親友で、雛のお兄さんだから特別だよ。

何を言ってるんだい?

警察?必要ないよね?


嘘だ!!

雛は死んでない!!

雛が死んだりするわけ無いだろ?

何を言って…

嘘だ!

僕が雛を殺したりするはずが無い!

雛、雛、雛、雛、雛……

僕が…殺し…た…?

嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……

嘘だ!!
スポンサーサイト



*Edit TB(0) | CO(0)

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 ◆Home  ◆Novel List  ◆All  ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。