ネムリネズミは夢を見る

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読みきり小説

風を感じて


風を感じて




さわさわと

さわさわと風を感じる。

丘の上で風を感じていると、ふんわりとあいつの匂いがする。
「珍しいな」
「そうか?」
「ああ、珍しい。ここはいつも僕が独り占めしてるから」
この場所は、僕の場所。
いつの間にかそう思うようになった。
「お前は昔からここが好きだな」
「ああ。ここは風を感じる」
さわさわと
さわさわと
「風?」
「ああ。僕は風が好きだ」
風になりたいなんていったら馬鹿みたいになるから言わないけどさ

「風はいろんなものを運んでくる。音、情報、そして匂い。さっきお前の匂いがしてさ」
運ばれてくる匂いが好きだ。
「お前の匂いは嫌いじゃない」
そういうと彼は微かに笑った。
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